鎌倉の小学校

鎌倉市の小学校について。入学準備、学校生活など、小学生ママのお話も。
学校

新型コロナウイルス感染症への対応は、鎌倉市のページを確認してください。

義務教育年齢になったら

就学先
  • 日本国内在住で日本国籍の児童・生徒の保護者は、学校教育法に基づく学校に就学させる義務があります。
  • 学校以外の教育機関に通わせた場合、就学義務の不履行となり、小学校卒業資格が得られません。
  • ただし、学区の小学校に在籍した状態ならば、別の場所に通ったり家庭で学習しても就学扱いになります。学校側の理解が必要です。
学校教育法に基づく学校(一条校)
小学校および特別支援学校の小学部。それぞれ公立・国大附属・私立がある。国大附属・私立は入学選考あり。
外国人学校
インターナショナルスクール、中華学校、朝鮮学校など、主に在日外国人の子らの教育を母国語で行う。県知事が認可した各種学校と無認可校がある。
フリースクール
学習指導要領にとらわれない教育を行う施設。主に不登校の児童・生徒の居場所となっている。ほとんどが無認可校。
オルタナティブスクール
フリースクールのうち、シュタイナー、サドベリーなど、独自の教育を行うもの。
教育支援センター(適応指導教室)
不登校の児童・生徒が学校に復帰することを前提として、教育委員会が設置するもの。
ホームスクール
学校に行かずに家庭を拠点とした教育を行う。不登校、通学が困難、特別な教育など理由はさまざま。
  • 鎌倉市では、フリースクールの利用料に補助金が出ます。
    不登校のお子さんの居場所、親の会などは、このページ下の一覧をご覧ください。

鎌倉の小学校概要

  • 全体的に割とのんびりした校風かな。海や山の自然に親しむ活動が盛んです。多少の地域差はありますが、公立は先生の異動が頻繁なので、どこも大きな違いはありません。
  • 特に校長先生が替わると、雰囲気や取り組み内容がガラッと変わったりするよね。過去の学校の評判は当てはまらないこともある。
  • 東京や横浜に比べて私立小学校の選択肢が少ないので、小学校は公立に通わせる家庭が多いようです。自由にのびのび育てたい、自然の中で感性を育みたい、受験を考えて勉強熱心など、さまざまな家庭のお子さんがいらっしゃいます。
  • 常に荒れている学校はないですよ。年によって一部のクラスで多少のトラブルがあるのは、どこの学校でも同じこと。結局は、クラスメイトと先生の組み合わせ次第なので。
  • 鎌倉市内には、現在16校の市立と、1校の国立大学法人附属小学校(旧・国立小学校)、2校の私立小学校があります。
  • 市立小学校の就学先は学区による「指定校制」になっており、「学校選択制」ではありません。附属・私立は入学試験があります。
  • 市立小は人数が多いところでも1学年4クラス程度。1クラスずつの小規模校もあります。
  • PTAは約1/2の学校にあります。

小学校就学までのスケジュール

  • 就学予定の子がいる家庭には、教育委員会より就学に必要な書類が届きます。
  • 指定校の変更、特別支援学級などを検討している場合は、早めの相談が必要です。
9月中旬就学時健康診断受診票が自宅に送付されます。受診票(H17年度)の画像はこちら >>表面裏面
10月〜11月末市立小学校にて就学時健康診断を受診します。
1月上旬入学通知書が自宅に送付されます。通知書(H28年度)の画像はこちら >>入学通知書封筒
指定の市立小学校名、入学説明会や入学式の日時が記載されています。
入学式では、この通知書を持参して受付で提示します。
1月〜2月頃市立小学校の入学説明会が行われます。持ち物や学校生活の注意点、給食費の支払い手続きなどについて。
3月末まで私立小学校等へ入学する場合には教育委員会に届出が必要です。学校から発行された入学承諾書を学務課へ提出します。
4月上旬入学式

就学に関する相談

  • 越境(指定校変更)を希望する人もいるけど普通はダメ。いったん認められても、次以降の年度では受け入れ校の児童数によって断られるということもあるようです。
  • お子さんの就学にあたって、特別に相談したいことがあれば鎌倉市教育委員会(0467-23-3000)まで連絡しましょう。学区とは別の市立小への就学、市外からの越境通学、就学に関する一般的なことについては学務課、特別支援教育に関すること、健康上の問題などは教育指導課が担当しています。
  • 発達や体のことで教育上特別な配慮(特別支援)を希望する場合の相談については、ページ下関連記事を参照してね。
  • 学校生活で実際どのように対応してもらえるか、具体的な内容は各学校で個別に相談することになります。就学先が決まったら、入学前から学校との連絡を密にして、協力体制を築いておきましょう。
  • 越境(指定校変更)が認められるのは、学区の小学校が二倍以上遠い一部の地域。または、引っ越し、いじめ、障害や健康上の問題など特別な事情がある場合です。理由により変更できる期間が異なります。
  • 中学の場合は部活動が理由の指定校変更もできるようですが、いろいろ条件があります。

学用品・服装

  • 入学説明会で確認してから揃えましょう。学校により必要な持ち物や禁止されているものが異なります。
  • ランドセルの子が多いようですが、最初からリュックで通う子もいます。途中で変える子も6年間使い続ける子もいて人それぞれ。
  • 小学校は制服なし。体操着や給食当番の白衣も特に指定はありません。入学前後に注文販売があるので、そこで揃えることもできます。
  • 中学校は制服がありますが、普段はジャージで通学するところもあります。
  • 絵の具セット、ピアニカなど授業で全員使うものは、最初の時に注文できます。お下がりなども利用できます。
  • 6年間は長いので、途中で買い換えたり後から買い足すことも多いです。
  • 上履き、文具、スポーツ用品など、学校生活で必要な品を扱っているお店については、ページ下関連記事を参照してね。

通学・普段の安全対策

  • 車での送り迎えは原則禁止。自分の子だけ車に乗せて、お友達が一人で登下校するようになるのは危険なので止めて欲しいと、学校側から注意されました。
  • うちの子の学校では、保護者による地区別の校外委員が、通学路の危険箇所をチェックして市に要望を出したり、お互いに助け合えるよう近所の親子の顔合わせをしています。
  • 入学してから給食が始まるまでの間は幼稚園より早く帰ってきます。
  • 学区が比較的広く、場所によっては江ノ電やバスで通学する子もいます。
  • 通常は集団登校していませんが、家が同じ方向の子は出来るだけ一緒に登下校するように指導されています。
  • 市内各所で、地域住民がボランティアで登下校時の見守り活動を行っています。
  • 小学校の入口にはガードマンが配置されています。
  • 市立の小・中学校では防犯カメラが設置されています。
  • 学校内や登下校中の事故による怪我の場合、日本スポーツ振興センターより医療費の給付があります。

災害時の対応

  • 東日本大震災の時は、連絡網に固定電話しか認められてなくて停電で連絡が取れずに大変だった。その後いろいろ変わってきたように思う。
  • 災害の規模によって、通常より早く一斉に集団下校したり、保護者が迎えに行き一緒に下校したりします。
  • 連絡網は一斉メール配信が導入されています。
  • 仕事等で日中に保護者が不在の家庭では、緊急時の対策を考えておきましょう。学校によっては代理でお迎えに来る方を事前登録するなどの手続きが必要です。送迎代行サービスは、ページ下関連記事を参照してね。

このページの情報は、鎌倉市教育委員会、小学校に子どもを通わせている父母に取材の上掲載しています。

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