みわぞうの自宅出産体験記 その5

5.自宅出産とは 【自宅出産Q&A】

必要なもの、当日の連絡、安全性、医療的行為の制約、搬送される場合、緊急時、嘱託医の事、不安は沢山あります。
私はテレビのイメージっていうのか古いのか…「お湯を沢山沸かして!!」なイメージが先行していました。

井本さんにお願いしてから、健診のたびに色々なお話をしました。
病院でも先生に色々質問したい私には「話せる時間」がある事が精神的に大変良かったと思います。
井本さんの健診と並行して、妊娠してから健診に通っている矢内原医院に36週まで通っていたので、医療的な不安もほとんど感じませんでした。

次に沢山お話を聞いた中から、私もよく質問を受ける内容を選んでまとめてみました。
07年1月の出産時と一部変更がありますので、07年7月現在の情報も含めました。

※は私の意見です。


Q.助産院と自宅の違いは?

A.ほとんど同じ。産後すぐの家事食事の心配と、家族やサポートの協力は必須。

※助産院も普通のお家の場合が多いです。
助産院によっては産後翌日に退院する所もあります。
ですので、助産院出産と自宅の差はあまり無いかもしれません。
ただ、看護士さんの見回りなどが無いので、新生児のお世話や体調管理の役目は自分になります。
新生児の扱いに対して、不安は少ない方が良いと思います。
私の場合は二人目なので「多分大丈夫だけど異常があった場合に迅速に行動できるだろうか…」と多少緊張感はありましたが、なにかあればすぐに井本さんに連絡でき、事前に救急病院の場所を確認していた事でそれほど不安は感じませんでした。
実際は産後5日間の健診の時間に質問する程度で済んでしまいました。

Q.健診はどのくらいの間隔で? 嘱託医にはどの程度通うの?

A.今まで通っていた産院に通いながら、20週頃から助産師さんの健診を受けることが可能です。
でも20週は病院へ行っている方が多いので、実際には24週くらいからが多いです。
検査が必要な時には今まで通っていた産婦人科や嘱託医や嘱託医療機関に行きます。
2007年の4月から、助産院には「嘱託医」とともに「嘱託医療機関」が必要になりました。嘱託医療機関とは妊娠中に普通分娩が困難だと判断されたとき(例えば逆子や貧血、妊娠中毒症など)や、分娩時に帝王切開などが必要になったときに行くことになる病院です。通常は少なくとも一度は受診して診てもらっておきます。(嘱託医、嘱託医療機関について参考 >>「お産といのちの全国ネット」HP

※私の場合は27週から井本さんに健診に来てもらいながら、初期からかかっていた矢内原医院に36週の最後の検査と健診まで通いました。私の出産時の嘱託医は湘南鎌倉でした。(井本さんは以前、湘南鎌倉で働いていた事があると聞いていたので、私としては安心感がありました)
井本さんの現在の嘱託医は矢内原先生です。ただ、嘱託医療機関については未定。(07年7月現在)
この件については、齋藤助産院の>>ホームページに詳しく書かれていますのでぜひお読み下さいとのことです。

Q.産後はどのような間隔で助産師さんが来てくれるのか?

A.産後5日間(私の場合は当日の夕方に来ていただいたので4日間でした)毎日助産師が来ます。
母乳の具合を見ながら乳房マッサージ、乳児の健康診断、沐浴、一日のみアロママッサージがあります。
1ヶ月健診までは井本さんに来てもらえます。

※産後毎日来ていただく時間でじっくりと相談やお話が出来たので心強く感じました。病院では乳房マッサージまでやってくれる所は少ないので、2日目に熱を出してしまって、乳房が腫れたときは本当にありがたかった。現在、産院も入院中にアロママッサージや整体など色々出来る所も多いですね。

Q.うちは狭いアパート。産む場所は子供のおもちゃが並ぶ六畳の部屋です。これでは無理なのでは?

A.本人と助産師が二人がいられる場所があれば大丈夫。あとは立ち会いの方のいる場所が確保できれば。

※私は立ち会いはタイミングが合えば家族にいてもらいたいけれど、助産師さんがいてくれれば良いと思っていました。
なので、家族は隣の部屋で見守ってくれれば十分だと思っていました。実際は主人に体を支えてもらいました。

※井本さん以外に分娩介助してくれる助産師さん達には出産前の健診でお会いしてコミュニケーションをとっておけます。

Q.近所迷惑なのでは?

A.出産時ってそれほど大騒ぎしませんよね?
アパートで産んだ方の近所は大体気がつかなかったと言うそうです。

Q.前回の出産で出血が多く点滴をしたのですが。点滴などは出来るのですか?

A.点滴、止血の注射、緊急時の応急処置は出来ます。

※私は貧血になりやすい体質らしいので、自宅でも処置をしてもらえて何かあればすぐに病院へ切り替える事が出来るということは重要なことでした。

Q.「何かあった時」搬送される病院は?どう判断するのですか?

A.胎児に異常がありそうな場合はNICUの設備のある病院へ搬送される事になります。そうでない場合は、提携している嘱託医療機関に運ぶようにというのが厚生労働省が決めた法令です。

※現在(07年7月現在)、湘南鎌倉総合病院は井本助産院の嘱託医療機関ではないのですが、自宅での普通分娩が困難と判断された時は、引き受けて下さる場合がほとんどだそうです。(ただし湘南鎌倉病院はNICUがありません)

Q.アクティブバースとは? 病院との違いは?
助産師の介助はどんな感じなのでしょうか。

A.陣痛時も分娩時も自分の楽な姿勢、場所をどんどん試せます。
病院はほとんどが分娩台での出産です。
湘南鎌倉は畳の部屋があるように、アクティブバースを実践されているようです。

人によっては座ってる方が楽であれば、産む直前まで座ってても良い。
自宅の浴槽なら事前にきれいに洗ってあれば水中出産も可能です。(自分の家族しか使っていないお風呂ですから)
陣痛中にお風呂が楽な人も多く産む直前まで入ってる事も出来ます。
助産師はその時、状況にあわせて動きます。
もし、迷われたりどうすれば良いのかわからなくなっても、助産師がその方に合いそうな方法を提案します。

※分娩時も息みのタイミングを指示してもらえるので、会陰を保護しながら産む事が出来ます。
ですので、切れたり、切開をしたりせず、母体に傷が出来にくいので産後の身体の回復も早いです。
自宅は産後トイレに起きる以外は寝ている事も可能です。(色々な家庭の事情によって違いはあると思いますが)
移動の負担が無いのは母体にも新生児にも楽でした。

Q.事前に準備するものは?

A.お産セット(病院でも同じものがあります)と当日使うシートや手袋は助産師が事前に自宅に持ちこんでくれます。
自分で用意するものは赤ちゃんの服、おむつなどのケア用品、自分の着替え、タオル類。
あれば防水シート。無くても大丈夫。

※当日お湯とか沢山湧かしたりしなくていいのです。
テレビの影響か、大きな鍋とかやかんが必要なのかと思ってしまいますよね。(私だけ?)

Q.準備としてやっておく事ってありますか?

A.健康管理です。
貧血、妊娠中毒症など異常があった時点で病院での分娩になります。
運動などの指導はしていないけど、よく歩く事と、食事の管理はやっておいた方が良いです。

※本来、どこで産もうがみんな健康に気をつけてると思うのですが。
助産院や自宅出産したい方の場合希望が叶わなくなるので、特に気をつける必要があると思います。
妊娠中は続けた事が結果になって見えるので健康管理には結構気をつけました。
井本さんは特に何をしろと言われる事はありませんでしたので、本人が心地良い事を優先してもらえました。
健康管理について質問があればアドバイスはしていただけます。

Q.出産費用は?

A.井本助産院の場合、自宅分娩約30万円(産後5日間の訪問含む)
助産院への入院分娩約35万円(産後5日間の入院含む)
他健診は訪問5000円 来院3000円


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最終更新日:2007年10月01日
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