実施日2001年7月15日  報告日7月25日
レポート:CanCan

大人ワークショップ:こどもの権利や、子どもへの接し方、「NO」という方法、身の守り方などを学びます。子どものワークショップでやるロールプレイの再現シーンには、知らない人との距離の取り方、逃げ方の紹介もありました。「うおー」という叫び声の出し方も学びました。関心がある話の際は身を乗り出して、メモをとる姿も見られました。ワークショップ終了後、CAPのスタッフに個人的に相談する方もいました。
子どもワークショップ:安心・自信・自由という権利を持っていることをまず教わります。「NO」と言うこと、自分たちの身を守ること、知らない人との距離の取り方、つかまりそうになった時の逃げ方などを、ロールプレイに参加して登場人物に扮したりして学び、また「うおー」という声の出し方も練習しました。グループに分かれて、今日学んだことを話し合ったり復習しました。私語も少なく、楽しく集中していました。
待ち時間:子供ワークショップ開催までの待ち時間や、保護者を待つ間、「図書館とともだち・鎌倉」の人たちによる読み聞かせがありました。お話や、読み聞かせのほか、折り紙やペープサートも楽しんだようです。
帰りがけ、親子でワークショップの復習をする姿が印象に残りました。できることなら、より多くの親子が学校などでくりかえし受講できるようになると素晴らしい、と感じました。

アンケート:大人のワークショップ後、アンケートをお願いしました。多くの方が、子どもの接し方や身の守り方がわかりやすく参考になった、と思ってくださったようです。また、より多くの子どもが繰り返し受けられる、学校でのCAPワークショップ開催を強く望んでいることもわかりました。
開催までの道:以前からCAPを子供たちに受けさせたいね、との話は出ていましたが、「学校がやらないなら自分たちでやろうよ!」とkayoちゃんが言ってしまった。ここで乗ってしまうkosogaiスタッフの悪い癖! 折も折り池田小学校の悲劇が起こってしまったばかり。いくつかのサークルと交渉の結果、「やまとCAPひまわり」がkosogaiの無理難題(夏休み前開催・一般参加)を受けてくださることになりました(根負けしたんだと思う)。
準備期間が短く、参加者は人数制限がある。オーバーしないように心配しながらPR。参加受付も大変な作業。〆切間際は駆け込みをお断りしきれない状態。「やまとCAPひまわり」にはまたしても無理を聞いてもらいました。当日はkosogaiだけではとても手が足りず、「図書館とともだち・鎌倉」の有志、kosogai常連さんらに、読み聞かせ、保育、受付等をお手伝いいただきました。(ありがとうございます。)それでも不慣れな私たち。ドタバタしていて、一部の参加者にご迷惑をおかけしました。(ごめんなさい。)
ワークショップ終了後、打ち上げのころには奮戦の後ですっかり声がかれていた私です。
↑ 知らない人に捕まえられそうになった時の逃げ方を体験学習する小学校1年生。  ↑ 子ども向けのロールプレイの再現シーンを身を乗り出して見る大人。
↑ 「うぉー!」 逃げるときに出す叫び声の練習。  ↑ 知らない人とは「腕2本分の距離」を開けて…。

場所
 ・鎌倉市福祉センター(御成町20-21)
日時
 ・2001年7月15日(日)
 ・大人向けワークショップ    9:30〜11:30
 ・低学年児童向けワークショップ 9:30〜11:00
 ・高学年児童向けワークショップ 11:00〜12:30
参加費
 ・大人@\800 ・子ども@\700
講師
 ・「やまとCAPひまわり」7名
参加者
 大人 約60人 低学年児童 約40人 高学年児童 約30人


最終更新日:2001年09月01日
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